平成24年度 「幼稚園評価」 結果公表シート

学校法人 育生学園
育生幼稚園

 当園ではこの度、平成24年度の幼稚園学校評価として、教職員自己評価及び学校関係者評価を実施いたしました。教職員一人ひとりが、自らの教育活動や園運営の状況を振り返ることで、自身や園全体を見つめ直すいい機会となりました。
 また、それぞれの評価結果について、皆で話し合うことにより、成果や今後の課題、改善の方向性などを明らかにすることができました。この評価結果を深く受けとめ、更なる教育活動の充実、教育環境の整備、教職員の資質向上に努めてまいります。

I.教育目標

子どもたちは、無限の未知なる可能性を秘めています。その可能性は、幼児期の過ごし方で大きく左右されるといわれています。
能力や心の豊かさの基礎固めをする大切な時期を全教職員が心を一つにして、一人ひとりの個性を理解しながら保育を行います。

教育の目標
遊びを通して言葉や文字、数、形などに興味や関心を持たせるよう教育します。
身の回り身の回りのすべての事象に、不思議だと感じる感性、
なぜと思う知的な好奇心をもつような教育をします。
やりたいこと、知りたいことを数多く経験できるような教育をします。

II.今年度の重点目標

評価項目に沿って自己点検、自己評価を実施することによって、教師自らが客観的に自園を見る目を養い、施設の改善、教育内容の改善に主体的に取り組んでいくことを重点項目とする。

III.評価項目と取組み状況

評価項目 取組み内容 取組み状況
1 指導とかかわり 幼児が自ら考えたり工夫したりできるような関わり方をしている。 A ・制作の際には、細かい指導で枠にとらわれることのないように、子ども達に自由に描かせたり、色々な素材や技能を使ったりして、新しいことへの興味がわくよう工夫している。
・それぞれの活動において、今すべきことは何か、子ども達自ら考え行動できるような言葉掛けに努めている。また、子ども同士のトラブルでは、時に自分達で解決できるように見守り、必要に応じてお互いの気持ちを考え行動を見直す援助を心掛けている。
・今後も、幼児が自ら考え、発想力や創造性が育つような環境づくりや言葉掛けの工夫を検討していく必要がある。
2 教職員間の協力・連携 幼児のことについて教職員間で話し合い、クラス、学年をこえて情報を共有している。 A ・職員会議を月2回開催し、連絡事項やクラスの様子などを報告し合い、情報共有に努めている。また、配慮が必要な子どもについては、クラスでの様子や関わり方等について全教職員で意見交換し、情報を共有している。
・配慮が必要な子どもの理解や関わり方等について、教職員間で意見を出し合い、互いに学び合える機会を充実させる。
3 教職員間の協力・連携 教師間で互いの保育について話し合い、評価・反省をして次の保育に生かしている。 A ・複数担任制(担任・副担任)をとっているため、常に互いの保育を確認し合い、良い点や改善すべき点などを話し合い、保育の向上に取り組んでいる。
・発表会などでは、主任や他の先生に練習段階を見てもらいアドバイス等を受ける機会を設けることで、客観的な意見も参考にして保育の向上に取り組んでいる。
・今後は、他のクラスや教員の指導風景を見て学び合う機会を設けるなど、園内研修の充実に取り組む。
4 安全管理体制の整備 緊急時(火災、地震、不審者侵入など)の対応手順について、全教職員が共通理解をもてるよう取り組んでいる。 A ・火災や地震の発生を想定した避難訓練を定期的に実施することで、災害時の対応方法や避難経路等についての共通理解を深めることができた。
・今後は、不審者侵入時の対応手順について教職員間で理解を深めるとともに、実際に侵入したことを想定した訓練が実施できるよう検討する。
5 家庭との協力・連携 幼児の理解のために保護者と話し合う機会をもっている。 A ・個人懇談やクラス懇談会を定期的に開催することで、保護者の方との情報交換に取り組んでいる。また、登降園時など日常のコミュニケーションを大切にし、子どもの様子や保育について話し合うよう心掛けている。
・今年度より園のホームページで、ブログ(写真など)や動画、お便り等を掲載し、子ども達の様子や園での活動を積極的に情報発信している。
6 食育の充実 幼児の食生活を充実させるために、食育や家庭との連携に取り組んでいる。 B ・食べ物の好き嫌いや食事のペースなどをご家庭と情報共有し、嫌いなものでも無理なく少しづつ食べることができるよう取り組んでいる。
・給食参観を年に1度開催し、保護者の方に普段の給食時の様子を見て頂くことで、食事の大切さや、お箸・スプーンの持ち方、食べる姿勢やマナー等について共通理解に取り組んでいる。
・今後は、食べ物に対する感謝の心や親しみを感じることができるよう、野菜を育てたり、食物にふれたりする機会を保育の中に取り入れることができるよう検討していく。
7 地域との関わり 地域の未就園児親子を対象とした園体験遊びを開催し、園の教育方針や特色を理解して頂く機会を設けている。 A ・月に1度「ふたばクラブ」を開催し、地域の未就園児親子を対象とした園体験の場を設けている。園内遊びや外遊びを通して、先生と親子が一緒にふれ合う機会を設けることで地域との関わりを深めている。
・今後も、「ふたばクラブ」の活動内容がさらに充実したものになるよう教職員間で検討を重ねる。
【評価の基準】
A 十分達成されている
B 達成されている
C 取組まれているが、成果が十分でない
D 取り組みが不十分である

IV.今後取り組むべき課題

1 教育環境の充実 幼児が自ら考え、発想力や創造性が育つような環境づくり、言葉掛けの工夫等を検討する。
2 教職員の資質向上 配慮が必要な子どもの理解やかかわり方などについて、教職員間で意見を出し合い、互いに理解を深め学び合える機会を充実させる。
3 他のクラスやベテラン教員の指導風景を観察して、気付いた事などを意見交換し、互いに学び合う機会を設定する。
4 保護者・来園者応対や電話対応など、基本的な接遇マナーを再確認するために、担当講師(園の教職員)や研修テーマ等を決めて計画的に園内研修を実施する。
5 食育の充実 食べ物に対する感謝の心や親しみを感じることができるよう、野菜を育てたり、食材にふれたりする機会を保育の中に取り入れていく。
6 安全管理体制の充実 不審者侵入時の対応手順について教職員間で理解を深めるとともに、実際に侵入したことを想定した避難訓練が実施できるよう検討する。
7 園行事等の際に、“保護者証”を配付・運用することで、部外者や不審者が立ち入ることができないよう管理体制を強化する。
8 未就園児活動の充実 地域の未就園児親子を対象とした「ふたばクラブ」の活動内容がさらに充実したものになるよう検討を重ねる(室内遊びの充実等)。
9 地域への情報発信の充実 ホームページやブログを活用して、園の様子や活動内容などを保護者・地域の方々に積極的に情報発信する。

V.学校関係者の評価

  •  1クラスに対して2人体制で先生が常について、注意深く見守ってくださり、保護者としてはとても安心して預けることが出来ました。
     一人ひとりの子どもの特徴をよく理解してくださり、遊びや学びを通して心身ともに豊かに成長し、充実した毎日を送ることが出来たと思います。歌や合奏、お遊戯などにより豊かな表現力が身に付き、ひらがな、カタカナの学習や制作などにより、小学校入学への準備も整いました。
     初めて出会う先生・集団生活という、子どもにとって、これからの人生においてとても大きな影響を及ぼすこの時期を育生幼稚園で過ごすことが出来て良かったと思います。
    <PTA会長>
  •  自分の気持ちを伝えることの大切さ、お友達の気持ちを考えることの大切さをとても丁寧に指導していただけたと思います。
     充実した安心感のある保育が行われ、遊びと勉強がバランスよくとれており、けじめをつけることの大切さ、お友達に自分の気持ちを伝えられるよう、特に熱心に指導してくださっていると思います。ひらがな、漢字、数字、英語、体操、話を聞く姿勢などを指導して頂けるので、小学校の基礎をしっかりと固めることが出来ると思います。
     集団での徒歩通園は、年下の子の配慮をしながら歩いたり、地域の人に挨拶をしたり、交通ルールを守ることなど、様々なことが学べるのでとても素晴らしいと思います。
     環境面でも、空調や空気清浄機が完備され、教室もいつも清潔でとてもいい環境で保育して頂けました。在園児や就園前の保護者、子ども達にさらに情報が開示されるようホームページやブログの充実を期待しています。
    <PTA副会長>
  •  園が掲げておられます「教育目標」及び「重点目標」につきまして、各項目を拝見させていただきましたが、各項目とも十分な内容を尽くされていると感じました。
     また、これからの掲げられました目標に対する取り組みは抽象的な言葉に終わるのではなく、実際に園で見聞きしました先生方の会話の端々や園児のささいな対応にも具体的に意識されていると感じることが多々あり、教育環境と園生活の向上への強い意志を実感いたしました。
     赤ちゃんのような年少児として入園し、毎日を元気いっぱいに楽しく過ごして、どこの小学校に行っても何も困らないように成長して卒園するまでに、園ではこのような配慮とお考えがあったのかと得心し、「今後の取り組むべき課題」の内容も納得のいくもので、今後のますますのご発展を楽しみにしております。
    <監事>