平成23年度 「幼稚園評価」 結果公表シート

学校法人 育生学園
育生幼稚園

 当園ではこの度、平成24年度の幼稚園学校評価として、教職員自己評価及び学校関係者評価を実施いたしました。教職員一人ひとりが、自らの教育活動や園運営の状況を振り返ることで、自身や園全体を見つめ直すいい機会となりました。
また、それぞれの評価結果について、皆で話し合うことにより、成果や今後の課題、改善の方向性などを明らかにすることができました。この評価結果を深く受けとめ、更なる教育活動の充実、教育環境の整備、教職員の資質向上に努めてまいります。

I.教育目標

子どもたちは、無限の未知なる可能性を秘めています。その可能性は、幼児期の過ごし方で大きく左右されるといわれています。
能力や心の豊かさの基礎固めをする大切な時期を全教職員が心を一つにして、一人ひとりの個性を理解しながら保育を行います。

教育の目標
遊びを通して言葉や文字、数、形などに興味や関心を持たせるよう教育します。
身の回りのすべての事象に、不思議だと感じる感性、
なぜと思う知的な好奇心をもつような教育をします。
やりたいこと、知りたいことを数多く経験できるような教育をします。

II.今年度の重点目標

園の教育方針・目標の理解を深める
カリキュラム編成の見直しを行い保育活動のさらなる充実を図る
教職員間の意見交換・情報共有の機会を充実させる
教職員の研修・研究を充実させ資質の向上を図る
安全管理体制の強化を図る

III.評価項目と取組み状況

評価項目 取組み内容 取組み状況
1 教育方針・目標の理解を深める 教職員や保護者・地域の方々に対する、園の教育方針・目標の理解を深めるための取組み(伝達・情報交換の機会の設定など)を充実させる。 ・未就園児開放プールで実際にプール活動をしたり、教室で保育を体験できる場を設けることができた。
・教育方針や各学年の教育活動について、園だより等で保護者の方にお知らせし、ご理解頂けるよう取り組んでいる。
・今後は、地域の方々に園の教育活動等を知って頂くために、ホームページの活用を検討していく。
2 園の教育・保育のねらいについて、教職員間で改めて考え、共通理解をもつとともに、保護者の方々へお伝えする機会を充実させる。 ・園だよりで月の目標を伝えると共に、クラス懇談を複数回開き、担任からクラス目標などをお伝えしている。
・保護者の方にクラス懇談や個人懇談を用いて、クラスの状況に応じた教育目標をお伝えしている。
・園児の送迎や園の行事の際などの保護者とのコミュニケーションの機会を積極的に利用し、ご要望・ご意見を収集するよう努めている。
・日常の様々な保育の場面において、教育目標を意識しつつ、子どもと接することができるよう努めていく。
3 カリキュラム編成の見直し・充実 各行事前には活動が多くなるため、年間を見通した取組み・準備の工夫により、余裕をもったカリキュラム編成に取組む。 ・学年で統一した週案を作成し、それらを踏まえて各担任がクラスの状況に応じた日案を作成する事で、幼児の活動に沿った柔軟な指導を行う事が出来ている。
・各学年の指導計画に基づき、子どもの状況に即した保育が行っている。
・子どもに負担がなかったか、行事終了後に反省点を出し、次年度に活かしている。
4 職員間の意見交換・情報共有の機会の充実 全体もしくは学年ごとで把握しておくべき事柄について、終礼等の時間を活用し、教職員間の意見交換・情報共有を徹底する。 ・週1回の職員会議で全クラスの様子を報告することにより、他学年の情報も共有できている。
・1週間の保育内容や、クラスの状況(出欠状況や感染病等)、保育の改善点について、職員会議で意見交換し取り組んでいる。
・全教職員で会議を行い、設定した目標や具体的計画に照らして、その達成状況や達成に向けた取り組みを発言し、情報を共有することができた。
・今後も職員会議において、もっと一人一人が積極的に意見を述べることができるよう検討する。
5 研修・研究の充実 外部研修の機会を充実させるとともに、研修で学んだことを園内で共有し、教育・保育の向上につながるよう取り組む。 ・保育スキルに合った研修に参加し、得た知識を職員会議で発表し、共有することができている。
・研修内容や自分が感じた事をレポートにする事で、知識向上に繋がった。
・代表者のレジュメ、レポートをファイリングし、職員間で公開する。
・他園の保育活動の発表会に参加し、自園の保育を振り返ることで、より良い保育が出来るよう取り組んでいる。
6 安全への配慮・取組みの充実 子どもに関する情報(配慮すべき事項など)を正確・確実に共有し引き継げるように、必要事項を一覧表にまとめるなど工夫した取組みを検討する。 ・職員会議で担任が配慮すべき点を報告し、全体に理解を深められるよう取り組むことができた。
・長期休暇の預かり保育の際は、より分かりやすく配慮すべき点をまとめ、ファイリングしている。
・各クラスで配慮が必要な子どもの対応方法を記載し、全教員が把握できるように一覧表を作成している。
7 安全への配慮・取組みの充実 施設・設備等の安全点検を行い、危険個所の把握と処置を徹底することで、安全な保育環境を構築する。 ・定期点検を行うと共に、常に視野を広げ、危険個所があれば報告し、迅速に処置を行っている。
・定期的に整備等(園児の椅子や遊具)の不具合がないかを点検している。
・各場所に担当を決めることで、園全体の安全を把握している。
・園児の安全な引き渡し方法を検討する必要がある。
・今後も、あらゆる危険性を想定し、更なる危険個所を探し、改善していく。
8 事故発生後(怪我や病気など)の対応手順について、教職員間で改めて話し合い、理解を深め合うとともに、対応手順の統一をはかる。 ・流行性の病気について配慮すべき点をまとめた冊子を回覧し、理解を深めることができた。
・園のかかりつけ病院の場所を把握し、診察時間を確認出来るようにしている。
・園で対処出来る怪我であれば処置し、必要な場合は園長承認の下、速やかに病院へ連れて行く体制を整えている。
・AEDの導入を検討する必要がある。
【評価の基準】
A 十分達成されている
B 達成されている
C 取組まれているが、成果が十分でない
D 取り組みが不十分である

IV.今後取り組むべき課題

1 園の教育方針・活動内容を保護者・地域の方々に広く周知する 園行事や保育活動の様子等を地域の方々に広く知って頂くために、ホームページを活用して、写真やコメントを掲載し情報発信していく。
2 地域の未就園児親子を対象とした園体験遊びを月1回程度開催し、園の雰囲気や特色を体感して頂く機会を設ける。
3 園の良さや特色について、未就園児親子の方々により理解してもらえるよう、入園説明会(9月実施)の内容のさらなる充実を検討する(プロジェクターで写真を活用して説明するなど)。
4 教職員の資質向上 参加した研修のレジュメ、レポート等をファイリングし、皆が閲覧・活用することで、情報の共有を図る。
5 安全管理体制の強化 日常及び緊急時の園児の引き渡しを安全かつスムーズに行うために、「保護者証」等の導入を検討する。
6 突然の心室細動(心停止状態)の発生に備えて、AEDの導入、使用方法の周知徹底を検討する。
7 保護者との連携の充実 保育中の事故や出来事等について、来園された保護者の方にお伝えする手順・方法等を再検討し、教職員間でバラツキがないように対応していく。

V.学校関係者の評価

  •  先生方の熱心な取り組みのおかげで、園児達がのびのびと自分を出せる環境で過ごせることができたと思います。その中で、けじめのあるしつけ、また、遊びや学びの中で自分の思った事、感じた事を積極的に発言できるよう工夫して指導していただきました。このような園の良さや特色を未就園児親子に体感して頂く場を頻繁に設ける今後の取り組みにはとても興味があります。
    また、幼稚園では、たくさんの経験をさせて頂き、小学校への準備(ひらがなやカタカナ、あいさつや座る姿勢など)もスムーズにいき本当にありがたく感じています。今後は、幼稚園で園児みんなで責任を持って生物や植物を育てるなどの体験をさせて頂ければ得るものは大きいし、楽しみながら命の尊さも自然に学べるのではないかと思います。
    <PTA副会長>
  •  各評価項目の「取組み内容」に対する「取組み状況」については、具体的かつ冷静な検討を加えられていると感じました。そのようにしてここに述べられました「取組み状況」の結果は、十分に満足できるものであると思います。このことは、私が折にふれて実際に園を訪れた際の所感とも一致しています。何かと騒がしい昨今、今後の課題として設定されました諸点は、必要かつ適切なものだと心得ました。今後、さらに充実していく園生活が楽しみです。
    <評議員>