平成22年度 「幼稚園評価」 結果公表シート

学校法人 育生学園
育生幼稚園

 当園ではこの度、平成22年度の幼稚園学校評価として、教職員自己評価及び学校関係者評価を実施いたしました。教職員一人ひとりが、自らの教育活動や園運営の状況を振り返ることで、自身や園全体を見つめ直すいい機会となりました。
また、それぞれの評価結果について、皆で話し合うことにより、成果や今後の課題、改善の方向性などを明らかにすることができました。この自己評価及び学校関係者評価の結果を深く受けとめ、更なる教育活動の充実、教育環境の整備、教職員の資質向上に努めてまいります。

I.教育目標

子どもたちは、無限の未知なる可能性を秘めています。その可能性は、幼児期の過ごし方で大きく左右されるといわれています。
能力や心の豊かさの基礎固めをする大切な時期を全教職員が心を一つにして、一人ひとりの個性を理解しながら保育を行います。

教育の目標
遊びを通して言葉や文字、数、形などに興味や関心を持たせるよう教育します。
身の回りのすべての事象に、不思議だと感じる感性、
なぜと思う知的な好奇心をもつような教育をします。
やりたいこと、知りたいことを数多く経験できるような教育をします。

II.今年度の重点目標

園の方針や目標についての教職員の共通理解をさらに深める
教職員の連携・協力体制を強化し、さらなる教育活動の充実を図る
指導計画の作成及び評価反省の活動をさらに充実させ、
幼児の活動に沿った柔軟な指導を行う
研修・研究の機会を充実させ、教職員の資質の向上を図る

II.評価項目と取組み状況

評価項目 取組み内容 取組み状況
1 教職員同士の協力・連携体制の強化 週に1度実施している職員会議において、教職員皆が自身の考えを持ち、前向き・積極的に意見が出せるよう環境を整え、保育内容のさらなる充実につなげる。 ・一週間の取組み内容や、クラスの状況、保育の改善点などについて、教職員一人ひとりが事前に考え準備し、職員会議にて報告することで、積極的な意見交換ができるようになった。
・特に配慮が必要な子どもの様子を会議で伝え合い、職員全員の情報共有に努めている。
・クラスの出欠状況や感染状況等の報告・検討を徹底することで、感染病の拡大の防止に取組んだ。
・各クラス、学年で話し合ったことを全体会議で発表し合い意見交換をすることで、さらなる情報共有と保育内容の充実に繋げていく。
2 教職員一人ひとりが日々の保育を振り返り、次につなげられるよう「反省ノート」の活用を充実させる。 ・日々の保育を振り返り、子どもの様子や保育者が感じたこと、反省点などを検討し、「反省ノート」に記録している。
・「反省ノート」を読み返し・見直すことでよりよい保育の実現に向けて検討している。
・「反省ノート」の項目、書き方等のさらなる見直し・充実を図る。
3 園の方針・目標の共通理解を深める 園の方針や目標について、全教職員が共通理解を持ち行動できるように、話し合いの機会を充実させる。 ・学年ごとに、月の目標を定め、その目標に基づいて保育を進めることができた。
・週に一度の職員会議を通じて、学年、また、他学年の職員の報告事項を聞くと共に、今後の目標等について話し合うことで、共通理解を深めることができた。
4 指導計画の作成と評価の充実 教職員による話し合いを通して、幼児期にふさわしい指導計画(月案、週案、日案)をきめ細かく作成し、幼児の活動に沿った柔軟な指導を行う。 ・学年統一で月案を作成し、月案を踏まえて各担任が、子ども達の負担にならないよう日案を作成することで、各クラスの状況に合った保育を展開することができた。
・行事前は練習等で時間に追われるため、余裕を持って課題に取り組めるような保育設定を検討していく。
5 研修・研究の機会の充実 教職員の資質を向上させるため、研修や研究の機会を充実させる。研修や研究会で学んだ知識や情報は園全体で共有し、また、他の教師の保育を見てお互いに学び合う機会を設定する。 ・経験年数に応じて身につけるべき事柄を設定し、計画的な研修体制を整えている。また、選択制により、各自の希望に合わせた研修が受講できるよう取組んでいる。
・研修で学び、自分が感じたことなどをレポートにまとめ、それを基に職員会議で発表する機会を設けることで、職員の知識向上と情報共有に取組むことができた。
・他の教師の保育を見て、話し合う機会を持つことで、自分の保育を振り返り、さらなる向上に繋げられるよう検討する。
6 教職員の積極性を養う 学年ごとにテーマを決めた話し合い・検討の場を持ち、職員会議等で発表・提案するなど、積極的に意見交換ができる環境を整える。 ・毎月の製作帳・壁面について、学年に応じた技法などを考え、積極的に意見を出し合い、話し合って決めるよう取り組んだ。
・行事の際には、各クラスで進み具合や不安な面を随時話し合い、改善につなげることができた。
・製作、参観のテーマ、お遊戯会のジャンル等、学年ごとで話し合ったことを職員会議で発表する機会を設定する。
・一人ひとりが保育内容の研究を行い、保育の向上につながるような意見や情報を交換できるような環境を整える。
【評価の基準】
A 十分達成されている
B 達成されている
C 取組まれているが、成果が十分でない
D 取り組みが不十分である

III.今後取り組むべき課題

1 評価・反省、改善活動の充実 他の教師の保育を見てお互いに学び合う機会を設定し、さらなる保育活動の向上に取組む。
2 「反省ノート」の記入項目、書き方、活用方法の見直し・検討を行い、保育活動の向上に取組む。
3 教職員の協力・連携体制の強化 全体職員会議及び各クラス会議のあり方、検討内容・方法等を見直すことにより、各会議のさらなる充実を図る。
4 特別配慮を必要とする子ども、障害をもつ子どもについての教職員の共通理解を深めるため、職員間の話し合いの機会を充実させる。
5 教育・保育内容の充実 行事内容や日常の教育・保育等について、全教職員が新しいことを積極的に提案し、取り入れていけるよう体制を強化する。
6 子どもの創造性を伸ばすために、製作素材(素材・廃材)を充実させるとともに、教師の製作への知識を高める。
7 特別配慮を必要とする子どもの対応について研究し、保育の中で他の子どもたちと共に活動することができるよう取り組む。
8 教育・保育環境の充実 園児のパニック行動時に安心・クールダウンできるようなハード・ソフト面で工夫した取組み(専用スペースの設置など)を行う。

IV.学校関係者の評価

  •  園児一人ひとりに合わせ、柔軟な対応をして頂いています。学習面でも楽しみながら学べるよう取り組んで頂き、体育教室など体を動かすことの大切さを教えて頂けました。学ぶ時の姿勢、遊ぶ時は目一杯遊ぶといったメリハリをつけて頂き、とても分かりやすく指導して頂くことができました。
    <平成22年度PTA会長>

  • 22年度の評価項目と取組みに対しては、保護者の立場からしても十分に達成されていると思います。安心して子どもを園に預けられるこの環境は、やはりこのように園全体で考え、そしてよく話し合われているからだと思います。
    今後の取組むべき課題も、項目7、8は、特に私自身も興味があります。ここ近年やはり特別配慮を必要とする子ども達が増えつつある中の着眼点でありながら、とても難しい課題だと思います。
    <平成22年度PTA副会長>

  • 先生方がたくさん話し合い、子ども達のことも意見交換をしていることに驚きました。私としては、良く見て頂いてるなと安心して預けられましたが、こういう話し合いがあるからこそ子ども達も楽しく園生活ができ、親としても安心できるのかもしれません。こういう事をしていることを初めて幼稚園を考えている保護者の皆さんにももっともっと伝えられたらいいのではないでしょうか。
    母親も幼稚園ママ新米一年生です。安心して、子どもを行かせ、先生方ともコミュニケーションがとりやすいと思われます。
    <平成22年度PTA副会長>

  • 緻密な教育プログラムと、きめ細やかな先生方の心遣いに支えられた教育の成果は、各行事や毎日の子ども達の生活に十分現れていると思います。園の自己評価で目指された諸目標はほぼ達成されているのではないでしょうか。 
    育生幼稚園の子ども達は、けじめある毎日を送りながら様々な学習を楽しんでいて、卒園時にはどこの小学校に進学しても全く戸惑うことなく小学校生活を満喫し、自ら学ぶことに対しての能力や姿勢は自然な形で身についていると感じております。  
    <学校法人 育生学園 監事>